『キングダム ハーツIV』で登場してほしいピクサー作品のワールドを、読者の皆さんと一緒に予想します。すでに登場が決まっている『リメンバー・ミー』と、KH3で登場済みの『トイ・ストーリー』『モンスターズ・インク』は除外し、まだワールド化されていないピクサー作品から8本をピックアップ。期待の根拠とKH4で描いてほしい内容をまとめました。投票は最大2つまで選べます。
はじめに
『キングダム ハーツIII』でトイ・ストーリーとモンスターズ・インクのワールドが実現したとき、多くのファンが「ついにピクサーが来た」と沸きました。そして2026年8月のD23では、『キングダム ハーツIV』の新ワールドとして『リメンバー・ミー』の世界が発表されています。
ピクサー作品は、心や記憶、存在の意味を正面から扱う物語が多く、シリーズのテーマと深く響き合います。だからこそ「次はどの作品が来るのか」は、予想のしがいがあるテーマです。
今作はワールド数が少ない見込み
野村哲也氏はインタビューで、『キングダム ハーツIV』のワールドの総数は多くないと語っています。1つのワールドをより作り込む方針のためです。つまりピクサー枠がもう1つ用意されるかどうかも分かりません。それでも、どの作品に可能性があるかを考えておくと、続報の見え方が変わってきます。
D23での発表のしかたも印象的だった
D23のパネルでは、『リメンバー・ミー』の続編『リメンバー・ミー2』の映像から、突然ハートレスが現れて『キングダム ハーツIV』の発表につながるという演出が行われました。ディズニー・ピクサー側とシリーズの距離の近さがうかがえる場面です。
候補8作品の選び方
今回の候補は、当ブログで次の基準を満たすピクサー作品を選びました。
- これまでシリーズでワールド化されていない作品(『トイ・ストーリー』『モンスターズ・インク』『リメンバー・ミー』は除外)
- 続編や周年など、作品としての動きがある
- KH4で明らかになっているアクションや物語のテーマと噛み合う要素がある
候補8作品の詳しい考察記事
各作品のワールド化の可能性は、個別の記事で詳しく考察しています。投票の参考にどうぞ。
- インサイド・ヘッド:「心の中」が舞台という、シリーズのテーマに最も近い一本
- ファインディング・ニモ/ドリー:記憶をたどる旅と、海中ワールドという宿題
- Mr.インクレディブル:連携バトル最有力候補。能力の違う4人の連携に期待
- ウォーリー:ノーバディと同じ問いを抱えたロボットの物語
- ソウルフル・ワールド:「迷子の魂」はハートレスとほぼ同じ構造
- マイ・エレメント:炎と水のキーブレードは伏線か?
- レミーのおいしいレストラン:KH3のビストロが示す「あと一歩」の距離
- 2分の1の魔法:杖を託された少年とソラの原点。重なる「現代+魔法」
あなたの予想に投票してください
投票について
投票後に画面が切り替わらない場合は、ページを再読み込みしてみてください。投票は最大2つまで選べます。結果は投票後にその場で表示されます。
各候補について
1. インサイド・ヘッド
11歳の少女ライリーの頭の中で、ヨロコビやカナシミといった感情たちが奮闘する物語。舞台が「心の中」そのものという点で、候補の中でもっともシリーズのテーマに近い作品です。
シリーズは20年以上にわたって、心の在り方を描き続けてきました。記憶の球が並ぶ長期記憶の棚、忘れられた記憶が捨てられる「忘却の谷」、個性を形づくる島々。これらの設定は、シリーズの用語とほとんど地続きです。ソラが消え、記憶と存在が物語の軸になる今作との相性は抜群です。
注目ポイント
『インサイド・ヘッド2』は全世界興行収入16億5,000万ドルを記録し、アニメーション映画の歴代世界興収1位、ピクサー作品としても最高の成績となりました。日本でも興収50億円を突破しています。作品の勢いという点では候補中で最も強い1本です。
▶ 詳しい考察はこちら:KH4にインサイド・ヘッドは来るか|「心の中」が舞台というシリーズのテーマに最も近いピクサー作品
2. ファインディング・ニモ/ファインディング・ドリー
カクレクマノミの父マーリンが、さらわれた息子ニモを探して広い海へ出る物語。「いなくなった家族を探す旅」という筋立ては、消えたソラを探す仲間たちの物語とそのまま重なります。
シリーズでは水中ワールドとしてアトランティカがありましたが、評価は分かれました。ニモの世界であれば、サンゴ礁、東オーストラリア海流、シドニーの港と、変化に富んだ舞台が揃っています。
豆知識
続編『ファインディング・ドリー』の主題は「失った記憶を少しずつ取り戻すこと」でした。記憶をめぐる物語という点でも、シリーズのテーマと重なる作品です。
注目ポイント
2026年6月、ピクサーはアヌシー国際アニメーション映画祭で、ニモの世界を舞台にした新作短編『Loving Dory(原題)』を発表しました。2026年は『ファインディング・ドリー』の公開10周年にもあたり、作品として再び動き出している候補です。
▶ 詳しい考察はこちら:KH4にニモ/ドリーは来るか|記憶をたどる旅と、海中ワールドという宿題
3. Mr.インクレディブル
スーパーパワーを持つ一家が、家族として向き合いながら戦うアクション作品。ピクサー作品の中でもっともバトル向きで、戦闘シーンの見栄えという点では候補中トップです。
ミスター・インクレディブルの怪力、イラスティガールの伸縮、ヴァイオレットのバリア、ダッシュの高速移動。KH4は仲間との連携が重視される見込みで、『リメンバー・ミー』のワールドではミゲルとヘクターとの3人連携も確認されています。能力の異なる家族との共闘は、その延長線上にうまく収まります。
注目ポイント
『インクレディブル3』は2028年公開予定と発表されています。KH4の発売は2027年後半のため、ゲームが先に出て映画が続くという珍しい並びになる可能性もあります。
▶ 詳しい考察はこちら:KH4にインクレディブルは来るか|連携バトル最有力候補・能力の違う4人の連携に期待
4. ウォーリー
荒廃した地球に取り残された清掃ロボットが、宇宙船アクシオムへと旅立つ物語。前半はほとんど台詞のない映像表現で、ピクサー作品の中でも特に評価の高い一本です。
注目したいのは舞台の広さです。ゴミの山が積み上がった地球と、巨大宇宙船の内部。KH4の立体的な移動アクションを活かせる縦に長い構造が、どちらにも揃っています。
豆知識
シリーズには「心を持たない存在が心を得ていく」物語が繰り返し登場します。感情を持つロボットという題材は、ノーバディを描いてきたシリーズと静かに響き合います。
▶ 詳しい考察はこちら:KH4にウォーリーは来るか|ノーバディと同じ問いを抱えたロボットの物語
5. ソウルフル・ワールド
ジャズピアニストのジョーが、魂だけの存在になって「生まれる前の世界」を旅する物語。生と死、そして存在の意味を扱う点で、今作のテーマに正面からぶつかる作品です。
一方で、すでに『リメンバー・ミー』という死者の国を舞台にしたワールドが決まっています。似た題材のワールドが2つ並ぶ可能性は高くないため、期待と不安が同時にある候補です。
注目ポイント
この作品でも音楽が物語の中心にあります。KH4では『リメンバー・ミー』のワールドでギター型のキーブレードが登場し、音楽をバトルに取り込む試みが明らかになりました。その発想を別の形で広げる舞台にはなり得ます。
▶ 詳しい考察はこちら:KH4にソウルフル・ワールドは来るか|「迷子の魂」はハートレスとほぼ同じ構造
6. マイ・エレメント
火・水・土・風の住人が暮らすエレメント・シティで、炎の女性エンバーと水の青年ウェイドが出会う物語。「性質が違う者同士は、一緒にいられるのか」という問いが物語の中心にあります。
ここが重要です。野村哲也氏は新章のテーマとして「立場の違いによる対比」を挙げています。クァッドラトゥムの住人はあの世界を現実と考え、ソラの世界を架空のものと考える——その対比です。触れ合えば互いが消えてしまうかもしれない2人の物語は、このテーマと驚くほど重なります。
注目ポイント
KH4では、炎と水をモチーフにした赤と青のキーブレードが公開されており、コンボ中に属性技が切り替わる場面も確認されています。属性そのものが住人として描かれる世界は、新要素「ビルド」の見せ場としても噛み合いそうです。
豆知識
『マイ・エレメント』は公開当初こそ苦戦しましたが、口コミで伸び続け、最終的に全世界で約4億9,000万ドルを記録。日本でも興行収入20億円を突破しました。ピクサー史上でも例のない伸び方をした作品として語られています。
▶ 詳しい考察はこちら:KH4にマイ・エレメントは来るか|炎と水のキーブレードは『マイ・エレメント』の伏線か?ワールド化の可能性を検証
7. レミーのおいしいレストラン
料理の才能を持つネズミのレミーが、パリのレストランで奮闘する物語。実はレミー本人は、すでにシリーズに登場しています。KH3のトワイライトタウンでビストロを開き、ソラの料理を手伝ってくれました。
つまり「キャラクターは登場済みだが、ワールドは未登場」という珍しい状態です。パリの街並みと巨大な厨房を舞台にしたワールドが実現すれば、料理ミニゲームの本格版としても期待できます。
注目ポイント
KH3のビストロは、食材を集めて料理を作り、能力を上げるという仕組みでした。すでにゲームとしての下地があるため、ワールド化のハードルは比較的低いと考えられます。
▶ 詳しい考察はこちら:KH4にレミーは再登場するか|KH3のビストロが示す「あと一歩」の距離
8. 2分の1の魔法
エルフやケンタウロスが暮らす世界。ただし魔法はすっかり忘れられ、人々は車に乗り、郊外の住宅地で普通に暮らしています。そんな世界で、兄弟イアンとバーリーが亡き父を1日だけ呼び戻す呪文に挑む物語です。
この設定は、今作と二重に噛み合います。ひとつは「現代的な街に魔法が隠れている」という世界観。渋谷や南青山をモデルにしたクァッドラトゥムで、キーブレードを手に戦うソラの状況と重なります。
もうひとつは物語です。いなくなってしまった人に、もう一度会いたい——これは今作でソラを探す仲間たちの願いそのものです。ただし『リメンバー・ミー』のワールドも同じ主題を扱うため、2つが並ぶ可能性は高くないかもしれません。
豆知識
『2分の1の魔法』は2020年3月公開で、新型コロナウイルスによる劇場の休館と重なり、全世界興行収入は約1億4,000万ドルにとどまりました。ピクサー作品としては異例の数字です。作品の評価と知名度が釣り合っていない一本でもあるため、ゲームで再び光が当たることを期待する声もあります。
▶ 詳しい考察はこちら:KH4に2分の1の魔法は来るか|杖を託された少年とソラの原点 重なる「現代+魔法」
投票の結果について
投票していただくと、その場で集計結果が表示されます。ファン全体の予想傾向を確認してみてください。締切後は結果発表記事で、1位の作品についてより深掘りした考察をお届けする予定です。
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投票した作品を選んだ理由や、「KH4でこんな遊びを見たい」といった期待など、自由にコメント欄でシェアしてください。後日、いただいた声を結果記事で紹介させていただく場合があります。
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補足:ピクサー作品の今後の公開予定
ワールド選定を考えるうえで、作品側の動きも押さえておきたいところです。現時点で公表されている主な予定は次のとおりです。
- 2026年3月13日:『私がビーバーになる時』(原題 Hoppers)公開
- 2026年7月3日:『トイ・ストーリー5』公開(日本)
- 2027年3月5日:『水の都のネロ』公開予定
- 2028年:『インクレディブル3』公開予定
- 2029年:『リメンバー・ミー2』公開予定
ただし、ゲームの開発期間を考えればワールドの選定は何年も前に終わっているはずです。映画の公開時期がそのまま選定理由になるとは考えにくい点は、あらかじめ書き添えておきます。
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参考・出典
※本記事の内容は2026年10月20日時点で確認できる情報をもとに作成しています。ワールド化の予想は当ブログの推測であり、公式に発表された内容ではありません。映画の公開予定は変更される場合があります。
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更新履歴
- 2026年10月20日 — 初版公開


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